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          本日の概況、明日の展望

https://www.kabusaku.com/            2024年4月26日 発行
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▼本日の株式市場の動き

・金融政策決定会合のポジティブ通過で日経平均反発
本日の日経平均は306円高の37,934円と反発しました。
米市場は下落しましたが下げ渋り、アルファベット、マイクロソフトが
好決算を発表し時間外で上昇していたことを支えに
日経平均は大幅下落からの自律反発スタートとなりました。
ただ中小型株中心に売りが広がりほぼ全面安となると、
日経平均も失速展開となり一時は下落に転じる場面がありました。
10時頃には大型株中心に買戻しの動きが入ると
日経平均も再び上げ幅を拡大となりました。
昼過ぎに日銀の金融政策決定会合の結果が公表され、
事前に伝わっていた長期国債買い入れの減額については、
3月の金融政策で決定された方針に沿って実施するとし、
具体的な示唆がなかったことから安心感に繋がり、
日経平均は後場に入って上げ幅拡大の展開となりました。

日経平均寄与度上位は、東京エレクトロン+61.79円、ソフトバンクG+35.11円、
ダイキン工業+24.85円、第一三共+23.93円、キーエンス+16.44円、
アドバンテスト+12.29円、リクルートHD+12.26円、ファナック+11.93円など。
下位は、信越化学-65.71円、ファーストリテイリング-14.71円、
ディスコ-7.00円、ジェイテクト-4.15円、デンソー-3.86円など。

プライムの騰落数は、値上がり72%、値下がり25%とほぼ全面高。。
規模別指数は、大型+0.87%、中型+0.85%、小型+0.79%と全て上昇。
前場は中小型株が弱く指数は下落、プライム騰落数も7割超が下落でしたが、
日銀の金融政策決定会合がポジティブ通過したことで
後場にかけては中小型株に買いが広がりました。


グロース市場は、グロースコア+0.71%、グロース250+0.70%上昇しました。
朝方以降は失速し下落に転じる場面がありましたが、
日経平均の切り返しと共にグロース市場も持ちなおしとなりました。
後場にかけては一段高となる場面がありましたが、
三連休の週末とうこともあり利益確定売りも散見され、
騰落数は売り買い拮抗で終了しました。

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▼今晩の米市場の動向とイベント

・下値の固さが意識されて揉み合いの展開か
米先物は堅調推移となっております。
今晩の米市場は、揉み合いの展開が予想されます。
昨日は、メタの他、IBM、キャタピラーなどの決算が嫌気され、
またインフレ上昇の一方で経済不安を高めるスタグフレーションが警戒される
経済指標の結果となったことで、ダウは一時700ドル超の下落となりました。
ただ4/17安値に接近した場面では急速に下げ渋り、
同様にナスダックも大きく下げ渋って底堅さを示したことで、
上値は重いものの小じっかりとした動きが想定されます。

主要企業決算は、シェブロン、エクソンモービル、Tロウ、プライスグループ、
チャーターコミュケーションズ、センティーン、フィリップス66、
ローバー・インダストリーズ、アッヴィ、HCAホールディングス、エーオンなど。

・経済指標やイベント(数値は市場予想値)
3月PCEデフレーター 前年比+2.6%
3月PCEコアデフレーター 前年比+2.7% 前月比+0.3%
3月個人所得 前月比+0.5%
3月個人支出 前月比+0.6%
4月ミシガン大学消費者信頼感指数 77.9

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▼テクニカル分析

・5日線を奪回し横ばいに
日経平均は反発となり、昨日に僅かに割り込んだ5日線を奪回して終了、
5日線自体も上向きに転じて、戻り一巡からの再下落相場の可能性が否定されました。
雲の下限が切り上がりを見せることから、
日柄調整をこなしながらゆっくりと下値切り上げとできるかが注目となります。
中期基調は下向き継続のため、もう暫く日柄調整を意識した展開となりそうですが、
煮詰まり感が出てくるところまで4/19安値を割り込まずに
値固めを進められるかがポイントとなります。

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▼明日の展望と戦略

・イベントを無難に通過、日柄調整展開か
来週の日経平均は揉み合いの展開が予想されれます。
米アルファベット、マイクロソフトなどのハイテク決算が無事に通過したほか、
日銀の金融政策決定会合も、長期国債買い入れの減額について
言及しなかったことで警戒感が後退しました。
日経平均は75日線や38,000円には届かなったものの5日線は回復しました。
これで昨日の大幅下落が目先の短期的なスピード調整という形になり、
4/19安値を下抜けていくような調整継続の下値不安が後退しました。
日々の材料に上げ下げしながら日柄調整を続ける展開が予想されます。

ゴールデンウイーク連休中の中日というこで動意は乏しくなるものの、
米FOMCや雇用統計、アマゾン、AMD、アップルなどの決算などが予定されており、
引き続きボラティリティの高い相場で、為替や米経済指標、決算などの
外部環境に振り回されやすい状況で注意が必要になります。