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          本日の概況、明日の展望

https://www.kabusaku.com/            2025年6月13日 発行
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▼本日の株式市場の動き

・日経平均は大幅続落で38,000円割れ
本日の日経平均は338円安の37,834円と続落しました。
イスラエルによるイラン攻撃が報じられ、地政学リスクを警戒して
米先物が大幅下落となり、日経平均も連動して先物主導で大幅下落となりました。
一時は632円安まで下げ幅を広げ、25日線を割り込む場面がありましたが、
同線を割り込んだところでは売り一巡して買戻しの動きが入り、
後場にかけて下げ渋って25日線を上回って終了しました。

日経平均寄与度上位は、アドバンテスト+53.49円、ソフトバンクG+46.30円、
バンダイナムコHD+20.06円、コナミ+16.80円、ネクソン+14.64円など。
下位は、東京エレクトロン-119.74円、ファーストリテイリング-60.67円、
リクルートHD-27.74円、TDK-24.45円、信越化学-20.29円、テルモ-10.64円など。

プライムの騰落数は、値上がり17%、値下がり79%と売り優勢。
規模別指数は、大型-1.12%、中型-0.53%、小型-0.90%と全て下落。
指数の下落で大型株が大きく売られたほか、直近底堅い動きだった
小型株も利益確定売りに押されて下げ幅が大きくなりました。

グロース市場は、グロースコア-1.28%、グロース250-1.47%と下落。
朝方は買い先行の展開でしたが、日経平均が大幅下落に発展する中で
新興銘柄にも利益確定売りが広がり早々に下落に転じました。
ここまで連騰で強い動きだったこともあり、週末要因も重なって
後場にかけても売りが継続、騰落数も7割超が値下がりとなりました。

会員銘柄は、クリングルファーマ (4884)が目標達成となったほか、
住友ファーマ (4506)などが引き続き買われました。
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▼今晩の米市場の動向とイベント

・中東情勢の悪化が重しか
先物は軟調推移となっております。
今晩の米市場は、イスラエルによるイラン攻撃が報じられ
中東地政学リスクが強まったことで先物は大幅下落で推移していることで
軟調な展開が予想されます。
昨日は中東情勢の悪化、旅客機の墜落事故を受けてボーイングの下落が
重しとなりましたが、PPIが前日のCPIに続いて鈍化を示し
インフレ警戒の後退と共に利下げ期待が強まったことが支えになりました。

・経済指標やイベント(数値は市場予想値)
6月ミシガン大学消費者信頼感指数 53.6

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▼テクニカル分析

・短期売り転換も25日線はキープ
日経平均は大幅続落となり、5日線を下抜けました。
5日線自体も上向きから下向きに転じたことで短期調整が意識されますが、
25日線を一時下回ったところからは下げ渋り、
終値ベースでは25日線を上回って終了したことから、
目先のスピード調整の範囲に止まりました。
引き続き38,000円前後の揉み合い日柄調整が想定されますが、
25日線を割り込むようだと、37,000円〜38,500円のレンジ相場が長引き、
上値の重い展開が続く可能性がありますので注意が必要です。

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▼明日の展望と戦略

・基本的には揉み合い継続か
来週の日経平均は揉み合いの展開が予想されます。
日経平均は大幅下落となりましたが、25日線を下回ったとこでは下げ渋り、
レンジ持ち合いの状態は維持しました。
38,500円を抜けずに跳ね返されたため、上値の重い状況は続きそうですが、
引き続き外部環境を横睨みしながら、レンジの中で上げ下げする
持ち合いの展開が想定されます。

個別も一時全面安に近い形で売られる場面がありましたが、
煮詰まって停滞感の強まる中でスピード調整をこなす形となりましたので、
売り一巡銘柄のリバウンドや押し目形成銘柄の切り上がりなどに
注目したいところです。