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本日の概況、明日の展望
https://www.kabusaku.com/ 2025年9月2日 発行
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▼本日の株式市場の動き
・日経平均は何とか自律反発展開
本日の日経平均は121円高の42,310円と反発しました。
米市場は休場でしたが、欧州市場が底堅い展開となったことから、
日経平均も昨日の下落に対する自律反発スタートとなりました。
ただ昨日に下げを主導したソフトバンクG、アドバンテストの戻りが弱く、
5日線を抵抗に押し返される格好で中盤以降は伸び悩み、
後場には中小型株にも利益確定売りが散見されて
一時日経平均は下落に転じる場面がありました。
終盤にかけては押し目買いが入ってプラス引けとなりましたが、
上値の重い展開となりました。
日経平均寄与度上位は、ファーストリテイリング-18.64円、三菱商事+10.13円、
三井物産+9.25円、伊藤忠商事+9.02円、豊田通商+7.39円、京セラ+6.75円など。
下位は、アドバンテスト-22.96円、ソフトバンクG-14.18円、
ダイキン工業-7.77円、ファナック-5.91円、良品計画-5.47円など。
プライムの騰落数は、値上がり62%、値下がり34%と買い優勢
規模別指数は、大型+0.69%、中型+0.52%、小型+0.22%と全て上昇。
前場は7割超が上昇する展開でしたが、小型株中心に利益確定売りが散見され
引けにかけて失速気味となりました。
グロース市場は、グロースコア-0.65%、グロース250-0.45%と下落。
朝方は堅調なスタートでしたが、買い一巡後は利益確定売りに押されて失速、
前場中盤に指数は小幅下落に転じました。
暫く小安いところでの揉み合いでしたが、終盤にかけて利益確定売りが加速、
グロース市場は下げ幅を拡大して終了となりました。
会員銘柄は、TORICO (7138)が連日で大幅上昇となりました。
他、キャンバス (4575)、大盛工業 (1844)などが引き続き買われました。
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▼今晩の米市場の動向とイベント
・上値の重い展開か
米先物は軟調推移となっております。
今晩の米市場は、半導体やAI売りが引き続き意識されやすく、
上値の重い展開が予想されます。
クックFRB理事解任に巡る思惑や発言や、経済指標と利下げの思惑にも
注意が必要となります。
主要企業決算は、ゼットスケーラーなど。
・経済指標やイベント(数値は市場予想値)
8月製造業PMI 53.3
8月ISM製造業景況指数 49.0
8月ISM支払価格 65.0
7月建設支出 前月比-0.1%
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会員銘柄 大盛工業 (1844) 連日上昇!
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▼テクニカル分析
・煮詰まった揉み合い展開
日経平均は25日線をサポートに反発しましたが、
一方で5日線に上値を抑えられて伸び悩みとなっており、
日足は十字足に近い形で、方向感なく揉み合う展開になりました。
ボリンジャーバンドが収束に向かっているため
もう暫く揉み合いとなる可能性がありますが、
騰落レシオが135.09%に上昇して過熱が続いている状況ですので、
持ち合いを下放れるようだと、一時的に売りが加速しやす点には注意が必要です。
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▼明日の展望と戦略
・25日線を維持できるか
明日の日経平均は揉み合い展開が予想されます。
日経平均は5日線と25日線に挟まれた狭いレンジでの揉み合いとなりました。
指数や主力株の上値の重さが意識される一方で、
中小型株中心に個別株やTOPIXはしっかり推移しており、
全体的にはまちまちな展開が続いております。
明日もまちまちで動意の乏しい展開になりやすいと思われますが、
為替を含めた外部環境次第で持ち合いから上下放れていく可能性がありますので、
下放れの可能性には注意しておきたいところです。
引き続き個別重視で材料株の循環物色の動きを追っていきます。
ただグロース250は先行して25日線から下放れつつあります。
個別材料株の売りが広がる可能性がある点には注意したいところです。